住宅購入費用だけじゃない!ハウスメーカーのメンテナンス費用について
マイホームを購入するときには住宅購入費用の計算をしっかりと行うはずですが、安全で快適な住まいを維持するためにはメンテナンス費用も必要であることを知っておきましょう。これを考慮していなければ、必要なときに費用が足りず、適切な処置を受けることができないというトラブルが起こる可能性があります。選ぶハウスメーカーによってメンテナンス費用は大きく違っているので、どのような違いがあるのか確認しておくことも大切だと言えるでしょう。
ハウスメーカーごとにアフターサポート内容は全く違っており、5年ごとに有償点検が行われることもあれば、必要に応じて有償点検を行い、15年目や30年目などの建築材料の耐久性が落ちてきているときにまとめてメンテナンスを行うケースもあります。傾向としては住宅価格が安いハウスメーカーは点検のたびにお金がかかったり、1度の点検で多額の費用を支払ったりすることになりやすいです。住宅購入費用が高いハウスメーカーの場合は、定期的な点検は無償で行われる、必要に応じてリーズナブルな価格でメンテナンスが依頼できるケースが多いと知っておきましょう。
保証期間もハウスメーカーごとに違っており、60年間という長い期間の保証がある場合もあれば、10年から20年ほどの短い期間となっている場合もあります。途中で条件を満たした有償メンテナンスを行うことで、再び保証期間が延長されるというケースも多いです。築年数が増えるほど問題が起こりやすくなるので、10年から20年で保証が切れたままにしておくことは危険であり、長い保証期間が設けられているハウスメーカーがおすすめだと言えます。
建築材料には耐久年数が設定されており、30年ほどで劣化してしまうものもあれば15年しないうちにメンテナンスが必要になるものもあることを知っておくべきです。耐久年数が訪れたときにもメンテナンスを行うことになるので、あらかじめ住まいの建築材料ごとの耐久年数やメンテナンスにかかる費用を調べておくと、工事が必要になったときに慌てずに済みます。住宅購入費用だけを計算していると、住み始めてから高い費用が必要となり、金銭的に苦しい思いをすることになるかもしれません。こういった失敗を防ぐためにも、ハウスメーカーごとの保守期間やメンテナンス費用について情報を集めておき、問題なくメンテナンスが受けられるハウスメーカーで住宅を購入するべきだと言えます。